ニュージーランド準備銀行(Reserve Bank of New Zealand / RBNZ)は2月19日の金融政策会合において、公式キャッシュレート(OCR)を現行の4.25%に据え置くことを決定しました。市場の一部では利下げ観測もありましたが、国内インフレ率がまだ目標レンジ(1〜3%)の上限付近に位置することから、慎重な姿勢が維持されました。
住宅ローン金利への影響として、主要銀行の1年固定金利は現在6.5〜6.9%前後で推移しています。アナリストは「今年後半には利下げの可能性があり、それに伴い住宅ローン金利も緩やかに低下するだろう」と見通しを示しています。
日本人移民・永住者への影響について、不動産エージェントの松下さん(NZ在住18年)は「金利が高い今の時期は焦って購入する必要はないが、物件価格は底を打ちつつある。来年を目安に購入を検討している方は情報収集を始める良いタイミング」とコメントしています。
一方、賃貸市場ではオークランド・ウェリントン両市で家賃の高止まりが続いており、1ベッドルームの平均賃料はそれぞれ週$420、$380程度となっています。特に外国人新移民にとっては住居確保が依然として大きな課題です。
RBNZは次回の政策会合を4月に予定しており、その時点で新たな利下げ判断が行われる可能性があります。住宅購入やローンの借り換えを検討中の方は、ファイナンシャルアドバイザーへの相談を検討されることをお勧めします。
